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DNP、第10世代液晶用カラーフィルター工場新設 シャープ新工場敷地内に

» 2007年10月19日 18時02分 公開
[ITmedia]

 大日本印刷(DNP)は10月19日、第10世代(2850×3050ミリ)液晶用カラーフィルターの新工場を、大阪・堺市のシャープ新工場敷地内に建設すると発表した。11月に着工し、2010年3月までに稼動を開始。生産したカラーフィルターは全てシャープに供給する。

 投資額は約435億円、従業員数は120人、敷地面積は3万2292平方メートル。月産能力は第10世代のマザーガラスで3万6000シート。シャープ亀山第2工場で昨年から採用している「インクジェット方式」で生産する。

 新工場完成後、同社の第6世代以上向けカラーフィルター生産能力は、シャープの亀山第2工場(第8世代液晶向け、三重県)、黒崎工場(第6世代向け、福岡県)合計で月産224万4000枚(32インチ液晶パネル換算)と合わせて世界最大になるという。

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