SNSの半数は、オープン直後だけ高成長し、その後息切れする――ソネットエンタテインメント(So-net)は10月19日、SNS作成サービス「So-net SNS」で開設されたSNSを調べた結果を発表した。
調査は6〜9月に実施。対象SNS数は1500で、開設から60日以上経ち、アクティブに稼働しているユーザー数7人以上のSNSが対象。ユーザー増加率とアクティブ率を測定し、4種類に分類した。
全体の47%と最多だったのが「開幕ダッシュ型反比例タイプ」で、初期にユーザー数・アクティブユーザー数が急激に伸びるが、ユーザーの伸びの鈍化とともにアクティブ率が低下するというもの。オープン制で開始し、一定のユーザーを確保すると招待制に移行するSNSでこの傾向がみられるという。
次が開設当初からユーザー増加率とアクティブユーザー率が緩やかに伸びる「スロースターター型」で全体の28%。最初から招待制で始めるSNSがこの傾向という。
3番目が、初期にユーザー数・アクティブユーザー数ともに急激に伸び、その後の下落が小幅に収まる「開幕ダッシュ型 比例タイプ」で17%。最も少なかったのが、ユーザー数、アクティブ数ともに高成長を続ける「高成長型」で3%だった。それぞれ「開幕ダッシュ型反比例タイプ」と同様、最初はオープン制で始まり、その後招待制に移行するSNSで、この傾向がみられるという。
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