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MS、Vista好調で増収増益――売り上げの伸びは1999年以来最高

» 2007年10月26日 08時46分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftが10月25日発表した同社第1四半期(7〜9月期)決算は、売上高は137億6000万ドルで前年同期比27%増、純利益は同23%増の42億9000万ドル(1株当たり45セント)だった。

 「今年度は、第1四半期としては1999年以来最高の売上高の伸びを記録し、最高のスタートを切った」とクリス・リデルCFO(最高財務責任者)。Windows Vistaのほか、Office 2007やWindows Server、SQL Serverがいずれも「力強い需要」を得ており、クライアント部門、Microsoftビジネス部門、サーバ&ツール部門の3部門合計で、前年同期比20%以上の伸びを見せた。

 また、Xbox 360などのエンターテインメント&デバイス部門は、ゲーム「Halo 3」の好調な売り上げに支えられ、前年同期比91%増の売上高を記録。1億6500万ドルの営業利益を計上した。

 10〜12月期の見通しについては、売上高を156億〜161億ドル、1株当たり純利益を44〜46セントとみている。同社2008年度(2007年7月〜2008年6月)通期では、売上高を588億〜597億ドル、1株当たり純利益を1.78〜1.81ドルと予測している。

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