精神疾患患者の擁護団体、「ManHunt 2」の内容を批判
精神疾患を持つ人々の擁護団体National Alliance on Mental Illness(NAMI)は11月1日、暴力的な内容を含むとして問題になっているビデオゲーム「Manhunt 2」が、精神疾患患者を偏見をもって描いているとして、ゲームを開発したTake-Two Interactive Software傘下のRockstar Gamesに対し、内容の修正もしくは販売中止を要求した。
Manhunt 2は、Wii、PlayStation 2、PSP版が10月31日に北米で発売された。NAMIによると、同ゲーム中の登場人物が精神疾患患者で、触法精神障害者(精神障害を理由に不起訴や減刑、または無罪となった人)用の収容施設から脱走するという設定になっているという。その人物は脱走の途中、ありとあらゆる残酷な手段で警備員らを殺害していく。NAMIは、精神疾患を持つ人々が暴力的だという誤解を世間に広めるとして、ゲームの内容を強く批判している。
同ゲームは当初米国で、娯楽ソフトウェアのレーティングを行うゲーム業界の非営利団体ESRBから、18歳以上のみを対象とする「Adults Only」と格付けされた。しかしRockstarは一部の残酷なシーンを削除するなどマイナーな変更を加え、8月に17歳以上を対象とする「Mature」への格付け変更を獲得した。
AP通信などの報道によると、Rockstarが格付け変更のために隠したPSP版の残酷な場面の「ロック」が、ハッカーによって外されたことが明らかになったという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
厚労省の調査書類、ヤマトが配送中に紛失 339人分の氏名や給与額など漏えいのおそれ
-
2
参議院サイト、17年ぶり刷新の裏で「制作費26万円」が話題に 落札結果から判明 SNSで驚きの声
-
3
備品のオシロスコープなど持ち出し換金 仙台高専の技術職員を懲戒解雇
-
4
Hugging Face侵害事件、OpenAIとMETRが最終報告書公開──約1200体のAIエージェントが“闇掲示板”で結託し700体が攻撃に参加
-
5
「FANZAスタジオ」爆誕へ 成人向けAIマンガに違和感を覚えるマンガ家も期待する部分とは?
-
6
ダサいスライド資料を作る大会が開催中 応募フォームもダサい
-
7
AIが生成した“存在しない病名”、研修医の44%が信用 見抜けた医師との差は? 仏大学病院が検証
-
8
なぜ「事故物件」をあえて買うのか “2〜5割安”の魅力と、AIによる透明性への道
-
9
OpenAI、Cursorへのモデル提供を11月12日に終了 SpaceXによる買収が理由
-
10
Anthropic、AIで物理機器を制御する共通規格「MHS」発表 将来オープンソース化へ
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR