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音楽SNS「Last.fm」日本語版サービス終了

» 2007年11月05日 13時47分 公開
[ITmedia]
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 エキサイトは11月5日、音楽SNS「Last.fm」について同社ドメインで運営する日本語版サイトのサービスを終了した。日本語版サイトはLast.fmドメインに統合。エキサイトIDとLast.fmのID連携も終了したが、パスワードを再登録すれば、プロフィールなどを保存したまま引き続きサービスを利用できる。

 Last.fmはPCの楽曲再生リストを公開・共有し、おすすめ楽曲を教えてくれるサイト。自分の楽曲プロフィールをブログ上に貼り付けたり、サイト内で日記を書くこともできる。

 同社は昨年7月に日本語版サイトを開設し、エキサイトIDでLast.fmを利用できるようにしていた。同社広報部は「全く同じサイトを併存させることや、ID連携のメリットが感じられなかったためサイトの統合を決めた」としている。

 また昨年秋に公開予定としていた、楽曲を無料でストリーミング配信する「ラジオ」機能について、国内レコード会社との話し合いが進まず公開できていなかったことも要因の1つという。

 プロフィールサービス「ネームカード」とLast.fmとの連携機能は続けるほか、Last.fmと国内レコード会社の交渉をサポートしていく。

 エキサイトは、今年8月独自に開設した音楽SNS「ミュージックモール」の運営に力を入れていく。

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