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» 2007年11月13日 20時23分 UPDATE

ドワンゴ、14億円の最終赤字 「ニコ動」は「まだ収益に貢献せず」

ドワンゴの通期決算は、有価証券評価損などが響いて14億800万円の最終赤字。子会社ニワンゴの「ニコニコ動画」はまだ収益に貢献していないという。

[ITmedia]

 ドワンゴが11月13日に発表した2007年9月通期の連結決算は、営業損益・経常損益は黒字転換したものの、最終赤字は14億800万円と前期より4億4600万円拡大した。有価証券評価損やネットゲームの減損損失などが響いた。

ドワンゴの株価チャートドワンゴの株価チャート(1年:縦軸の単位は1000円)

 「ニコニコ動画」を運営する子会社ニワンゴの事業は「まだ収益に貢献していない」としている。

 売上高は前期比11.5%増の222億5700万円、営業利益は3億6800万円(前期より3億9900万円改善)、経常利益は3億1700万円(4億5500万円改善)。

 主力のモバイルコンテンツ事業はコスト削減が奏功。売上高は152億1700万円と前期比7%減ったが、営業利益は21億500万円と10%増えた。

 ゲーム事業は、子会社チュンソフトがポケモンと共同開発した「ポケモン不思議のダンジョン」シリーズが海外で人気だったほか、子会社スパイクの「ご当地検定」「脳内エステ IQサプリDS」などが国内で好調。売上高は前期比95.4%増の61億2000万円、営業利益は同約4.9倍の12億7800万円となった。

 ニコニコ動画を含む「その他事業」は、アニメへの出資による利益分配金やチュンソフトのゲーム攻略本などの貢献で、売上高は9億8900万円と前期比(ニコニコ動画開始前)約2倍に伸びた。だが営業損失は8億1900万円と、前期より5億1300万円拡大した。

image ニコニコ動画

 同社は「ニコニコ動画有料会員数は順調に増えているが、急激な会員数増加に伴う設備投資、回線確保、新機能開発などの先行投資に費用が発生し、収益への貢献には至っていない」としている。

 今期の業績予想は、売上高が前期比20.4%増の268億円、営業利益は8.6%増の4億円、経常利益は25.8%増の4億円、純利益は損益とんとん。1株当たり2000円の配当を予定している。

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