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» 2007年11月30日 08時59分 UPDATE

大学主導のデジタル図書館、150万冊をオンライン公開

多くの希少書籍などを含む、文書の保護や保存が目的のプロジェクト。書籍の半数は無料で全文を閲覧できる。

[ITmedia]

 米カーネギー・メロン大学などによる書籍デジタル化プロジェクト「Million Book Project」が11月27日、150万冊の書籍のデジタル化を完了、「Universal Library」サイトでの無料公開を開始した。

udl

 Million Book Projectには、中国の浙江大学、インド理科大学院、エジプトのアレクサンドリア図書館などが参加。2002年のプロジェクト開始以来、米国立科学財団からの350万ドルの資金援助のほか、ハードウェアおよびソフトウェアメーカー各社からの現物出資を得ながら、書籍のスキャンやデジタル化などを進めてきた。

 米Googleや米Microsoft、Internet Archiveなどがデジタル蔵書プロジェクトを進めているが、Million Book Projectは「テキストの保護と保存が主な目的」で、誰もが自由にアクセスできる「世界最大のデジタル大学図書館」をうたう。150万冊の書籍は20言語をカバーし、多くの希少書籍を含むという。半数以上が著作権保護期間を過ぎているか、著作権所有者の許可を得てデジタル化されており、無料で全文を閲覧できる。著作権で保護された書籍については各国の法律に従うとしており、そうした書籍については、表紙および全体の10%以下を表示できるようになっている。

udl 全文を閲覧できる中国で1921年に出版された書籍

 プロジェクトでは、今後も「Universal Library」の蔵書を増やすべく作業を継続中で、毎日約7000冊の書籍のデジタル化を進めているという。

 書籍の内容を閲覧するにはプラグインのAlternaTIFF(Windows専用)またはDjVu Browser Pluginのインストールが必要。DjVu Browser PluginはWindows、Mac OS X、Linuxに対応している。

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