ウィジェットサービスの米Clearspring Technologiesは12月10日、「SnaggableAds」と「Widget Ad Network」の立ち上げを発表した。
SnaggableAdsは、広告配信用のウィジェット。ユーザーが広告を自分のブログなどに張り付けることができるというもので、同社では、広告主のメッセージをネット上に広めるバイラルマーケティングの一手法と位置付けている。広告内に表示された「Grab It」などのボタンをクリックするとSNSのリストが表示され、その中から張り付け先を指定する。現在NBA、Comedy Central、Cartoon Networkが既にこのサービスを利用している。
Widget Ad Networkは、メディアにウィジェットを作成するツールを提供、ウィジェット内で広告を表示できるようにするとともに、トラッキングやリポート機能を提供する。
Twentieth Century Fox Television、IDG、National Hockey League(NHL)、Lionsgate Films、BLOCKBUSTERなどがWidget Ad Networkの採用を表明している。
またClearspringは同日、オンライン広告の米PointRollとの提携も発表。PointRollの技術を利用し、リッチメディア広告をWidget Ad Networkに導入していく計画という。
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