セクシーサンタのスパムメールをばらまいていたマルウェアのStorm Wormが、クリスマスを過ぎると同時に新年のメッセージに切り替えた。SANS Internet Storm Centerやセキュリティ企業のF-Secureが12月25日付で伝えている。
新年バージョンのStormスパムは「Happy 2008!」「Happy New Year!」「New Year Ecard」などの件名で届き、eカードを装ってユーザーを「uhave post card.com」というサイトに誘導。ここから「happy2008.exe」というマルウェアをダウンロードさせようとする。
クリスマスバージョンと同様、このサイトは「nic.ru」を通じて登録され、同じネットワークでホスティングされているとみられる。ネットワークは急拡大し、現時点で少なくとも8000ノードが接続されているという。
SANSでは管理者らに対し、このドメインにフィルタをかけ、入ってくるメールとサイトへのトラフィックを遮断するよう勧告している。
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