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サンタの次はニューイヤー、Storm Wormの素早い変わり身

» 2007年12月26日 08時13分 公開
[ITmedia]

 セクシーサンタのスパムメールをばらまいていたマルウェアのStorm Wormが、クリスマスを過ぎると同時に新年のメッセージに切り替えた。SANS Internet Storm Centerやセキュリティ企業のF-Secureが12月25日付で伝えている。

 新年バージョンのStormスパムは「Happy 2008!」「Happy New Year!」「New Year Ecard」などの件名で届き、eカードを装ってユーザーを「uhave post card.com」というサイトに誘導。ここから「happy2008.exe」というマルウェアをダウンロードさせようとする。

 クリスマスバージョンと同様、このサイトは「nic.ru」を通じて登録され、同じネットワークでホスティングされているとみられる。ネットワークは急拡大し、現時点で少なくとも8000ノードが接続されているという。

 SANSでは管理者らに対し、このドメインにフィルタをかけ、入ってくるメールとサイトへのトラフィックを遮断するよう勧告している。

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