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Nokia増収増益、市場シェアも拡大

» 2008年01月25日 09時02分 公開
[ITmedia]

 フィンランドのNokiaが1月24日発表した第4四半期(10〜12月期)決算は、売上高は157億1700万ユーロで前年同期比34%増、純利益は44%増の18億3500万ユーロ(1株当たり0.47ユーロ)だった。

 同四半期中の携帯端末の出荷台数は1億3350万台で、前年同期を27%、前四半期を20%上回り、過去最高を記録した。北米での出荷台数は前年同期比14%減だったが、中東・アフリカ地域(52%増)、アジア太平洋地域(44%増)、中国(38%増)での出荷が伸びた。市場シェアは前年同期の36%、前四半期の39%からさらに伸びて、40%に達したとみている。

 平均販売価格(ASP)は83ユーロで、エントリーレベル製品の販売比率増を受けて前年同期の89ユーロを下回ったが、マルチメディア端末などのハイエンド製品投入の影響で、前四半期の82ユーロは上回った。

 Nokia Siemens Networksの売上高は46億ユーロで、前四半期から25%増。コスト削減も計画通りに進んでいるという。

 Nokiaの通年での売上高は、前年比24%増の510億5800万ユーロ。純利益は同67%増の72億500万ユーロ(1株当たり1.83ユーロ)だった。

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