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キヤノン、8期連続の増収増益に

» 2008年01月30日 21時22分 公開
[ITmedia]

 キヤノンが1月30日発表した2007年12月期の連結決算(米国会計基準)は、純利益が前期比7.2%増の4883億円になるなど、8期連続の増収増益を達成した。

キヤノンの株価チャートキヤノンの株価チャート(1年:縦軸の単位は円)

 売上高は7.8%増の4兆4813億円。デジタルカメラやカラー複合機、レーザープリンタなどが堅調に推移した上、円安もプラス要因になった。研究開発投資を拡大したが、増収効果で補い、営業利益は7.0%増の7566億円、税引き前利益は6.8%増の7683億円だった。

 カメラ事業では一眼レフ「EOS」シリーズと交換レンズが順調に売り上げを伸ばすなどし、売上高は10.6%増の1兆1526億円。コストダウンで粗利率が改善し、営業利益は14.4%増の3074億円だった。

 今期の連結業績予想は、売上高が4兆7200億円(前期比5.3%増)、営業利益は8000億円(5.7%増)、税引き前利益は8200億円(6.7%増)、純利益は5200億円(6.7%増)。

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