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HP増収増益、業績予想を上方修正

» 2008年02月20日 08時53分 公開
[ITmedia]

 米Hewlett-Packard(HP)が2月19日に発表した同社第1四半期(11〜1月期)決算は、売上高は前年同期比13%増の285億ドル、純利益は38%増の21億ドル(1株当たり80セント)だった。為替変動の影響を除くと、売上高の伸びは8%だった。

 パーソナルシステム部門の売上高は、前年同期を24%上回る108億ドルと好調。ノートPCが37%増、デスクトップPCは15%増だった。出荷台数は27%の伸びとなっている。

 イメージング・プリンティング部門の売上高は、前年同期比4%増の73億ドル。エンタープライズストレージ&サーバ部門は9%増、サービス部門は11%増、ソフトウェア部門は11%増、ファイナンシャルサービス部門は17%増だった。

 第2四半期(2〜4月期)の見通しについては、売上高を277億〜279億ドル、1株当たり純利益を77〜78セントと予想。通年では、前回決算時の予想(売上高約1115億ドル、1株当たり純利益3.12〜3.17ドル)から、売上高を1135億〜1140億ドル、1株当たり純利益を3.26〜3.30ドルへと上方修正した。マーク・ハード会長兼CEOは、「今後見込まれるコスト削減や、鍵となる市場でのシェア向上を反映した」とコメントしている。

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