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» 2008年02月25日 20時29分 UPDATE

撤退発表後も売れ行き変わらず? HD DVD機

東芝のHD DVD撤退発表後、家電量販店の対応はさまざまだ。HD DVD機の販売を続けるビックカメラでは「コンスタントに売れている」といい、一部で根強い需要があるようだ。

[宮本真希,ITmedia]

 先週のアクセストップ10には、東芝のHD DVDの撤退に関する記事が6本ランクインした。中でも最も読まれたのは、HD DVDとBlu-ray Discの規格戦争が「消費者置き去り」のまま続いたと指摘した記事だ。

 HD DVD機を販売する家電量販店の対応はさまざまだ。ヨドバシカメラはHD DVD機の販売を終了し、エディオンはBlu-ray Disc対応機器に交換すると発表した

 顧客のニーズをにらみ、HD DVD機の販売を続けている家電量販店もある。その1つビックカメラに、東芝の撤退発表後HD DVDがどれくらい売れたのか聞いてみた。

 「売れ行きは撤退発表後も変わりません。コンスタントに売れ続けています」(ビックカメラ広報部)

 発表前からほとんど売れていなかったということなのか、HD DVD機に根強い人気があったということなのか――「販売台数は公表できない」(ビックカメラ広報部)とのことだったので、真相は分からない。

 そういえばはてなブックマークでは、「ヨドバシ、HD DVD機の販売終了」の記事に対して「投げ売りになったところを買おうと思ってたのに!」というコメントも付いていた。

 確かに、HD DVDレコーダーをDVDレコーダーとして見れば、玄人筋に人気の高い「RD」シリーズの上位機種だとも言える。東芝はメディアメーカーと協議してHD DVDブランクディスクの販売を続ける意向で、HD DVDの当面の利用には支障がなさそうだ。

 7年前にセガが「ドリームキャスト」から撤退を決めた際、在庫の本体価格を1万円値下げして9900円で販売したところ、かなりの人気になったことがあった。ビックカメラで販売しているHD DVD機の価格は、撤退発表後も発表前と変わらないというが、HD DVD機の価格が下がるのを待って、購入しようとしている家電ファンが少なからずいるのかもしれない。

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