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» 2008年02月26日 07時17分 UPDATE

MS幹部、「Yahoo!買収関連」で社員にメール

Microsoft社員に送付されたメールでは、買収が実現した場合の人員削減の可能性は否定していないが、Yahoo!のオフィスは今後も維持すると明言している。

[ITmedia]
yu_kjohnson.jpg ケビン・ジョンソン氏

 米Microsoftは2月22日、同社幹部が社員あてに送付した電子メールを公開した。メールはYahoo!買収提案に関するもので、差出人はMicrosoftのプラットフォーム&サービス部門担当副社長ケビン・ジョンソン氏。買収提案にまつわる数々の質問に、Q&A形式で答える内容となっている。

 ジョンソン氏は、Yahoo!とMicrosoftの統合のメリットは「広告業界における、ますます独占的になっているプレイヤーに対抗するためのより信頼性の高い選択肢を作り出し、検索やオンライン広告業界により多くの競争をもたらすこと」だとしている。今後のプロセスについては、提案がYahoo!に受け入れられ次第「規制当局による審査と並行して、両社統合のプロセスを開始する」予定で、「取引は下半期に完了」との見通しを示した。同時に、「取引が完了するまでは、現在同様、Yahoo!と競い続けるように」としている。

 人員削減の可能性については、「この規模での企業統合には、ある程度の(人員面での)重複はあり得る」とし、否定はしていないが、Microsoftが近年も採用を積極的に進めていることに言及、「事業や技術面での機会に不足はない」と人員増強の重要性を強調している。

 両社のブランドの取り扱いについては、Yahoo!のブランドは「この統合が多くの価値を生み出すという理由の1つ」としながらも、両社のブランドや技術のどちらを統合後のサービスで利用するかを言うのは時期尚早と、明言を避けている。両社の技術的ギャップについては「実用的なプラットフォームの構築や、統合手順に関する決断のため、Yahoo!の技術者と密に協力する」としている。

 ジョンソン氏はまた、ワシントン州にあるMicrosoft本社とともに、シリコンバレーに位置するYahoo!オフィスも維持することを明言している。

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