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» 2008年03月06日 08時47分 UPDATE

「牛のふん」エネルギー、実用化スタート

5000頭の牛のふんから生成された「天然ガス」が、実際に利用可能な段階までこぎつけた。

[ITmedia]

 米Pacific Gas and Electric(PG&E)と米BioEnergy Solutionsは3月4日、カリフォルニア州フレズノ郡において、牛のふんを利用した天然ガスの生産を開始したと発表した。

 同州の公益事業委員会の認可を受け、BioEnergy Solutionsは年間で最高30億立方フィート(約8500万立方メートル)の再生可能ガスを生産、PG&Eに提供する。

 BioEnergy Solutionsは、フレズノ郡リバーデール近くのVintage Dairyにおいて、5000頭の乳牛および子牛のふんを屋根つきの沼に蓄積する。沼の広さはフットボール競技場ほぼ5つ分、深さは3階建ての建物に相当する。ふんを腐敗させ、メタンガスの生成を待つ。メタンガスから腐食物を除去し、PG&Eの規格に準拠する品質まで高めたのち、PG&Eのパイプラインへ送る。PG&Eはこの天然ガスを利用して再生可能電力を生成、カリフォルニア中部および北部の顧客に提供する。

 PG&Eは、今年供給するエネルギーの14%を、太陽光発電、風力発電などの再生可能エネルギー資源でまかなう計画だ。

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