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演劇やミュージカルを映画館で ソニーがデジタル映像を配給

» 2008年03月11日 20時43分 公開
[ITmedia]

 ソニーは3月11日、映画館向けに舞台芸術やスポーツ、音楽イベントなどをデジタルコンテンツ化して配信する事業を始めると発表した。デジタルシネマ市場をソフト面から活性化する狙いで、「これまで特定の場で楽しまれてきた作品やイベントを全国に届けたい」としている。

 第1弾として5月から、昨年12月に東京芸術劇場で上演された音楽座ミュージカル「メトロに乗って」を収録したデジタル映像を配給する。映像はソニーPCLがCineAltaカメラ「HDC-F950」など9台で撮影したもの。まず関東圏の映画館を対象に、その後全国展開する予定。

 国内の約3000スクリーンのうち、デジタル対応は約3%。ソニーはデジタルシネマ上映システムを販売しており、デジタル向けの作品やイベントを積極的にデジタル化して配給することで、デジタルシネマ市場をソフト面で支援する。

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