IE 8はアドレスバーの変更とクラッシュ対策も
先週β版がリリースされたInternet Explorer(IE)8は、「Activities」「WebSlices」などの新機能やWeb標準対応が目玉となっているが、そのほかにもアドレスバーが変更され、クラッシュ対策機能Loosely-Coupled IE(LCIE)が加えられている。IEチームがブログで解説している。
ブログによると、アドレスバーの変更で最も目立つのは「Domain Highlighting」という機能だ。この機能は、ユーザーが閲覧しているWebページのドメイン所有者と思われる部分を強調表示する。ユーザーが偽サイトの真の所有者を特定する役に立つと同チームは説明している。
この機能はユーザーやWebサイトがオフにすることはできないが、ユーザーがアドレスバーにカーソルを合わせるか、アドレスバーをクリックすると強調表示は「消える」ため、ユーザーは強調表示に煩わされずにURLを編集できるという。
またIE 8のアドレスバーは複数行にわたるURLのペーストにも対応する。長いURLを電子メールで送信すると改行を入れられて数行に分かれてしまうことがあるが、IE 8ではそのような状態のURLをそのままペーストできる。
アドレスバー内でクリックしたときの動作も変わった。IE 8ではシングルクリックでアドレスバー内にカーソルが表示されてURLを編集でき、ダブルクリックでURLの一部(スラッシュなどで区切られた部分)が、トリプルクリックでURL全体が選択される。
さらに、アドレスバーのオートコンプリートがなくなった。IE 7ではこの機能はデフォルトでオフになっていたが、IE 8では削除された。
一方、LCIEは、IEの信頼性や性能を高めるための内部的なアーキテクチャの変更という。ブラウザフレームをタブから切り離して、より独立させることで、IEアドオンがクラッシュしたときにIEが影響を受けにくくなるようにしている。
現在、IEはサードパーティーのIEアドオンとプロセスやメモリアドレススペースを共有している。このため、アドオンがクラッシュするとブラウザ全体がクラッシュしてしまう。MicrosoftがWindowsのエラーリポートを調査したところ、IEのクラッシュの70%以上はサードパーティーのアドオンが原因だったという。LCIEはこうした問題に対処するものだ。
また、ブラウザクラッシュ時にタブを復元する新機能「Automatic Crash Recovery」も追加されている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
FANZA、成人向けAI創作・公開サービス「FANZAスタジオ」発表 先行体験は8月24日から
-
2
「comico」サ終にマンガ家が思う“縦読みマンガ”の弱点と戦略ミス
-
3
目指すは、日本発IPで海外売上20兆円 経産省が新戦略を発表 「ものがたり大国5カ年計画」
-
4
LINE、着せかえ表示問題を謝罪 希望者に返金へ
-
5
中国の動画サイト「bilibili」にグローバル版アプリ 日本でも配信開始 まずはAndroidから
-
6
Googleのオープンモデル「Gemma」、累計10億ダウンロード超 GitHubに公式ディレクトリ公開
-
7
Tesla歴5年の筆者がみなさんの疑問に答えます
-
8
終了発表の縦読み漫画「comico」――元重課金ユーザーが振り返る「いつしか開かなくなった」理由
-
9
TikTok、児童プライバシー訴訟で4億ドル支払いへ 米司法省と和解
-
10
三重・中3殺害で逮捕の少年、Twitterで「めっちゃやばい」「手の震え止まらん」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR