ヤフーは3月18日、「Yahoo!メール」の受信メールの一部に誤ったヘッダ情報を付加して配信していたと発表した。昨年10月31日から今年2月21日にかけ、Yahoo!BBのメールアドレス(ybb.ne.jp)あてに受信したメールの一部で、差出人、件名、日付などが誤って表示。他ユーザーのメールアドレスが表示されるケースもあった。
影響のあったメールは、推計5万7069通。メールサーバの不具合で、ヘッダにほかのメールのヘッダ情報が付加された配信されていた。同社には同日12件の苦情や相談が寄せられたという。
同社は、該当期間中に受信するはずだったメールが見当たらないユーザーに対して、受信箱フォルダのメールの再確認を呼び掛けているほか、ヘッダ情報に他ユーザーのメールアドレスが含まれていたケースもあり、見つけた場合は削除するよう要請している。
同社は謝罪し、再発防止策を徹底するとしている。
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