Sony Ericssonは3月19日、携帯電話販売台数の減速により、第1四半期(1〜3月期)の売上高が前年同期を下回る見通しであることを明らかにした。また、売上高に対する研究開発費の割合が高まることから、税引き前純利益は1億5000万〜2億ユーロ程度となる見通し。出荷台数は2200万台、平均販売単価は120ユーロとみている。
同社が高いシェアを持つ欧州のミドル・ハイエンド端末の市場減速や、中価格帯の人気機種で一部の部品が不足したことが、売り上げの減速につながったという。
「当社はこの1年、欧州ハイエンド市場への依存を軽減するため、ポートフォリオの拡大とともに、新市場でのプレゼンス構築に注力してきた」と小宮山秀樹社長。既に発表した新機種や、Windows Mobileへの対応開始などに触れ、「下半期中にプラスの効果が見え始めるだろう」としている。
同社の第1四半期決算発表は、4月23日の予定。
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