NTTぷららとアイキャストが3月31日に始める予定だったテレビ向け動画配信サービス「ひかりTV」で、専用セットトップボックス(STB)の発送が遅れ、ユーザーがサービスを利用できていないことが、4月2日に分かった。ぷららは「STBのレンタルサービスの手続きの調整に手間取り、STB発送が遅れた」と説明しており、今月上旬から順次発送を始めるとしている。
ひかりTVは、NTT東西のNGN(次世代ネットワーク)サービスや光回線を通じて映像を配信するサービスで、専用STBをレンタルして利用する仕組み。ぷららはWebサイトなどで「3月31日にサービスを開始した」と告知しているが、STBが届いていないため、4月2日の時点でサービスを利用できているユーザーはいない。
ぷららによると、STB発送が遅れた原因は「STBレンタルサービスの手続きについて、社内や関係機関での調整に手間取ったため」といい、2日現在、最終調整している段階という。
STBは4月上旬から順次発送するとしており、中旬ごろから順次ユーザーの手元に届く見通し。STBの到着を待っているユーザーに対しては「4月3日以降、個別に郵送で案内する」としている。
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