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» 2008年04月16日 19時03分 UPDATE

ガンプラ・フィギュア通販の「T.J Grosnet」が民事再生を申請

プラモデルやフィギュアをWeb通販するT.J Gros netが民事再生法の適用を申し立てた。「Yahoo!ショッピング」「楽天市場」に開設していた店舗から商品が届かないトラブルが相次ぎ、問題になっていた。負債総額は約40億円。

[ITmedia]

 帝国データバンクによると、プラモデルやフィギュアをWeb通販するT.J Gros net(和歌山県)が4月15日、民事再生法の適用を和歌山地裁に申し立て、保全処分の決定を受けた。負債総額は約40億円。同社が「Yahoo!ショッピング」「楽天市場」に開設していた店舗から商品が届かないトラブルが相次ぎ、問題になっていた(関連記事:プラモ販売「T.J Grosnet」で商品が届かないトラブル ヤフー・楽天「連絡取れない」)。

 同社は2001年に創業し、04年に法人化。ガンダムのプラモデルやアニメキャラクターのフィギュアなどをWeb通販していた。事業構成はプラモデル50%、フィギュア20%、ゲーム機・ソフト10%、その他20%。

 通販は自社サイトでスタートし、05年に「Yahoo!ショッピング」「楽天市場」に出店して一気に事業を拡大。05年12月期に売上高6億4300万円・純利益1800万円だったのに対し、07年6月期には売上高22億3600万円・純利益は1億700万円と急成長。地元では成長力のある企業として知名度が高く、業界内でも注目されていたという。

 だが積極的な投資や、業容拡大に伴う在庫負担でキャッシュ流出が続いた。不足分を金融機関からの借り入れでまかなってきたため、借入金の残高が年商規模にまでふくれあがっていたという。

 今年に入ってフィギュアの販売を一部自粛した結果、予想以上に売り上げが減り、資金繰りが急速に悪化。関係先に支援や追加融資を求めたが、借入金の残高の大きさがネックとなり、不調。今年3月末の支払いができない状態になり、4月1日に一時的に販売を中止。一部の債権者が担保として在庫保全に動くなどして状況が悪化し、民事再生の申し立てに至った。

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