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ジャストシステム、情報漏えい防止機能付きファイル転送サービス

» 2008年04月22日 15時59分 公開
[ITmedia]

 ジャストシステムはこのほど、法人向けファイル転送サービス「InterenetDisk DRM」を始めた。転送したファイルの保存を禁止したり、有効期限を設定して自動で削除する機能や、社内の複数人がファイルの中身を承認してから転送する仕組みなど、情報漏えいを防止する機能を備えた。利用料は10アカウントで月額7200円から。

 一度に合計200Mバイト(10ファイル以内)まで転送できる。ファイルの預かり通知メールを受け取ったユーザーは、メールに書かれたURLに120時間以内にアクセスし、ダウンロード用のワンタイムパスワードを入力してファイルをダウンロードする。1ファイル当たり3回までダウンロード可能だ。同時に預けられるファイルは最大10件まで。

 送り主が転送ファイルに利用制限を設定できる「DRM制御」機能も備えた。有効期限を過ぎると自動で削除する、ファイルの印刷・編集・保存・コピー&ペースト・画面キャプチャーを禁止する、ファイルをダウンロードしたPC以外に持ち出すことを禁止する――といった制限を組み合わせて設定できる。

 あらかじめ設定した社内のメンバーの承認を経てから、ファイルを外部に転送する「外部伝送決済機能」も装備。メンバーは、ファイルの転送前に、送信先やファイルの中身、DRMの設定内容をメールで確認できる仕組み。全メンバーがメールに書かれたURLにアクセスして承認すると、ファイルが転送される。

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