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エルピーダ、営業黒字化するまで役員減俸

» 2008年04月24日 10時30分 公開
[ITmedia]

 エルピーダメモリは4月23日、坂本幸雄社長ら役員の減俸を決めたと発表した。2008年3月期連結の最終損益が240億円の赤字に転落する責任を取る。

 減俸幅は坂本社長が50%、常勤取締役2人は10%、執行役員8人が5%。月次で営業黒字化するまで続ける。

 PC向けメモリの急激な価格下落を受け、同社の同期の売上高は前期比17%減の4050億円にとどまる見通し。70ナノメートルプロセスへの移行で低コスト化は進んだが、価格下落や円高の影響などから粗利が減少。営業損益は250億円の赤字・経常損益は400億円の赤字となり、大幅な最終赤字に転落する見込み。

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