米Sun Microsystemsは5月1日、同社第3四半期(1〜3月)決算を発表した。米国の景気減速やMySQL買収費用などの影響により、減収減益で赤字転落となった。
第3四半期の売上高は前年同期比0.6%減の32億6600万ドル、最終損益は3400万ドル(1株34セント)の損失。前年同期は6700万ドルの利益を計上していた。MySQL買収費用が最終損益を1株当たり4セント押し下げた。
「米国の経済情勢が当社の開発途上地域での前進を覆い隠す形になった」とSunのジョナサン・シュワルツCEOは述べている。「インドとブラジルでは2けた成長を記録し、SolarisベースのCMT(チップマルチスレッド)システムの売り上げは3けた成長となった」
また、前年同期は300万ドルの税制優遇措置があったのに対し、第3四半期は繰延法人税5200万ドルを計上したことも響いたという。
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