ソネットエンタテインメント(So-net)は5月8日、「PostPet」の新サービスを発表した。5年ぶりの新バージョンは「ソーシャルメッセージングサービス」に進化したほか、PostPetの世界を3D化した大規模オンラインゲームも始める計画だ。
ピンクのクマ「モモ」などのペットがメールを運ぶ「愛玩電子メールソフト」として1997年に登場したPostPet。10月にリリース予定の新バージョン「PostPet 4you」(フォーユー)は、「みんなのペットがあなたをつなぐ」というコンセプトのもと、ユーザー同士のつながりを重視。メールサービスではなく、友達登録したユーザー間でメッセージをやり取りするSNS的なコミュニケーションサービスとし、日記や掲示板を通じて飼い主同士・ペットと飼い主・ペット同士でコミュニケーションが可能になっている。
ログアウト中でも、ペット同士がコミュニケーションして自ら友達を作っていくという。友達関係をグラフィカルに表現するソーシャルグラフ機能も備える。
Webブラウザ(Flash Player必須)ベース。基本は無料で、月額課金制のプレミアムサービスも用意する。
「PostPet Type-M」(コードネーム)は、ユーザーとペットが一緒に暮らせる3D仮想世界。野菜作りや釣りなどを通じ、PostPetの世界らしいスローライフを楽しめる。ペットも自発的に行動し、信頼が上がるとユーザーのお手伝いをしてくれることもあるという。
シングルプレイ、マルチプレイとも楽しめるようにし、様々な「冒険」も楽しめる。アイテムやペットの能力を他のユーザーと共有するコミュニケーション機能も備えるという。
運営は、So-netが子会社化したゲームポットが行う。Windows用。基本料金を無料とし、アイテム課金で収益を上げる方式を採用する。
携帯電話向けゲーム「ポストペットパラダイス」を5月26日に公開。「RPG風すごろく」で、ペットと共同生活しながら全国のユーザーと対戦できる。まずiモード公式サービス(FOMA903i/703i以降のメガアプリ対応機種)としてリリースする。料金は月額315円。他キャリアにも順次対応する。
新サービスを紹介する予告サイトをオープンした。
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