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» 2008年05月09日 20時13分 UPDATE

mixiの広告売り上げ、モバイルが4割に

携帯電話向けの「mixiモバイル」が好調で、月間PVは80億を突破した。広告売り上げに占める割合も38%に伸びている。

[宮本真希,ITmedia]
画像 笠原社長

 ミクシィが5月9日に発表した2008年3月期決算(単体)は大幅な増収増益だった。SNS「mixi」の携帯電話向けサイト「mixiモバイル」が特に好調で、月間ページビュー(PV)は80億を突破。広告売り上げに占める割合は、第4四半期(2008年1〜3月)には38%に高まった。

 売上高は100億5200万円(前期比91%増)、営業利益は37億4900万円(71.6%増)、経常利益は37億6400万円(75.3%増)、純利益は20億1100万円(79.9%増)だった。

 笠原健治社長は決算会見で、今期を「先行投資の1年」と位置付け、データセンターの拡張や新機能開発などを進めて「メディア力の拡大と、収益の最大化に努める」と話した。

mixiを3000万ユーザーに

 3月末現在のmixiの会員数は1401万、3月のmixi全体の月間PVは137億9000万。うちmixiモバイルのPVは83億1000万で、前年同月の約2倍だった。広告売り上げのうちモバイル向けが占める割合は、第3四半期の30%から第4四半期は38%まで伸び、増加傾向が続いているという。

 その一方で、PC向けmixiのPVは54億8000万と、前年同月の69億1000万から大幅減。全体のアクティブ率(3日に1回以上ログインしたユーザーの割合)は約57%と、これも減少傾向だ。

 会員増加ペースも緩やかになっているが、笠原社長は強気を崩さない。日本の人口に占めるmixiユーザーの割合は、20代前半で約63%、20代全体では約53%だが、「mixiがインフラ的なサービスになれば、90%も可能。会員数は3000万くらいまで増やしたい」と述べた。

 今後は、新機能を投入してPVやアクティブ率、ユーザー増を狙う。mixi上で音楽が聴けるサービス「mixiミュージック プラス」(仮称)を今夏に始めるほか、ユーザーの年齢別にインタフェースを変えられるパーソナライズ機能、APIの公開などを計画している。

 新しい広告メニューの開発やデータセンターの拡張も進める。「今年は先行投資をする1年間。今年の投資を踏み台に、来期、再来期にサービスを拡大させていきたい」

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