ミャンマーを襲ったサイクロン「ナルギス」や中国・四川大地震の被害に便乗し、義援金をだまし取るのが狙いとみられるドメインが登録されているという。SANS Internet Storm Centerが5月17日付で伝えた。
ミャンマーと中国の被災状況が連日のように伝えられる中、関連用語でのドメインが登録され始めているという。すべてが詐欺目的とは限らないものの、2005年に米国南部を襲ったハリケーン「カトリーナ」で大規模被害が発生した際にも、関連用語でドメインを登録し、義援金集めを装って金銭を詐取する手口が横行した。
SANSはカトリーナの時と同様、被災者救援のための募金は赤十字やChurch World Serviceなどの信頼の確立された団体を通して行い、これら団体サイトのメインページや電話を利用するよう勧告している。
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