米Googleは5月19日、ユーザーがオンラインで自分の医療情報を管理できるサービス「Google Health」を一般公開した。
同サービスは、ユーザーが自分の医療関連情報を1カ所で保存、管理できるようにする。利用は無料で、Googleのアカウントが必要。ユーザーは症状やアレルギー情報、服薬情報など自分の医療情報を好きなだけ入力でき、「Reference」リンクから疾患や治療に関する情報を見ることもできる。
提携先の病院や薬局のサイトから医療記録をインポートすることも可能だ。GoogleはBeth Israel Deaconess Medical Center、Cleveland Clinic MyChartなどの医療機関や、Cleveland Clinic MyConsult、ePillBox.infoなど医療関連サービスを提供するサードパーティーと提携している。
ユーザーが新たな情報を入力するたびに、Google Healthは薬やアレルギー、症状の相互作用の可能性についても調べてくれる。プロフィールに基づいたパーソナライズ医療情報を入手したり、医師や病院を検索することもできる。
Googleは、Google Healthは優れたユーザー体験を提供し、ユーザーのニーズを満たすことが主目的であり、広告は表示しないとしている。またユーザー情報を安全に保管するため、通常のプライバシーポリシーに加えてGoogle Health固有のプライバシーポリシーも設けていると述べている。
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