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資生堂の新基幹システム、SAPで構築

» 2008年05月21日 10時30分 公開
[ITmedia]

 日本総研ソリューションズ、日本アイ・ビー・エム、IBMビジネスコンサルティングサービス、SAPジャパンは5月20日、資生堂の新基幹システムをSAP ERPで構築し、4月1日から国内化粧品事業で本格稼働したと発表した。

 20年以上使ってきた自社開発システムを使ってきたが、グローバル化を見すえた業務の標準化を進めに向け、SAP ERP 6.0を採用して販売・物流システム、会計業務システムを刷新。今年第3四半期には、SAP NetWeaver Business Intelligenceを活用し、経営指標をリアルタイムに可視化する仕組みも稼働する。

 販売・物流の新システムは、化粧品事業における販社、専門店などの小売りとの、受注・出荷・請求・回収業務が対象。商流のパターン化により新ビジネスの立ち上げを簡素化し、経営スピードを加速につながるとしている。

 新会計システムは、これまで各グループ会社が個別に行っていた会計業務を効率化する。今後2年以内をめどに、国内関係子会社に順次導入する予定。

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