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「Live Search」で検索して購入したらキャッシュバック――MSが新プログラム

» 2008年05月22日 08時05分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftは5月21日、新プログラム「Microsoft Live Search cashback」を立ち上げた。同プログラムの専用サイト経由で商品を検索、購入した消費者に対し、キャッシュバックするというもの。Circuit City、eBay、Barnes & Noble.com、Searsなど700社以上のオンライン小売店が参加している。

cashback

 購入商品に応じて現金を還元することで、消費者の購入意欲を刺激し、広告主でもある参加企業の売り上げを伸ばすのが狙い。

 キャッシュバックプログラムでは、消費者がLive Search cashbackサイト経由で参加小売店のサイトから対象商品を購入した場合、小売店が設定した率のキャッシュバックが得られる。キャッシュバックを得るにはアカウントを登録する必要があり、金額の合計が5ドルに達したら、キャッシュバックを請求できるという。

 同プログラムを利用した購入が行われるごとに、小売店はMicrosoftにCPA(cost-per-action)費を支払い、MicrosoftはCPAから購入者にキャッシュバックするという仕組みだ。

 Live Search cashbackは、Microsoftが2007年10月に買収した価格比較ショッピングサイトJellyfishの技術を基盤にしているという。

 同社はまた同時に、航空チケットやホテルなどを、いつ予約すれば一番安い価格で購入できるかを予測してくれる旅行検索「Live Search Farecast」の立ち上げも発表した。同サービスは、2008年4月に買収したFarecastの技術を基にしている。

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