韓国Samsung Electronicsは5月26日、「世界最速」をうたう256Gバイトの2.5インチSSDを開発したと発表した。
マルチレベルセルタイプのフラッシュメモリをベースにし、SATA IIインタフェースを採用。厚さは9.5ミリで、動作時の消費電力は0.9ワット。読み出し速度は200Mバイト/秒、書き込み速度は160Mバイト/秒と、一般的なHDDより約2.4倍速いという。
このSSDには暗号化プロセスを組み込んでおり、SSDがPCから取り外された場合でも内部のデータへの不正アクセスを防ぐとSamsungは説明している。
SamsungはこのSSDを年内に量産開始し、9月には顧客向けサンプルを出荷する。また256GバイトSSDの1.8インチ版を2008年第4四半期に提供する見込み。
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