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MS、EU対策を強化――GEの欧州担当を起用

» 2008年05月31日 07時32分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftは5月30日、「欧州連合(EU)担当副社長」職を新設し、7月1日付でジョン・バサロ氏を任命したと発表した。バサロ氏はMicrosoftの副法務顧問にも就任し、EUでの同社にかかわる問題と規制に対応するチームを率いる。

 バサロ氏は米General Electric(GE)で主席弁護士兼欧州担当ディレクターを務めた人物。欧州マルタ共和国の出身で、GE以前は欧州企業での勤務を経て、マルタのEU大使、NATO(北大西洋条約機構)大使、駐ベルギー大使などを務めた。

 Microsoftは、新しい職務の設置は「企業方針の幅広い分野で、当社のEUに対する取り組みの重要性が高まっていることの表れ」としている。

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