米IBMは5月29日、ロシア国内で7番目となる顧客センターを、ペルミ市にオープンすると発表した。同社は35年前にモスクワに拠点を置き、昨年はサンクトペテルブルク、カザン、ロストフ・ナ・ドヌ、サマラ、ノボシビルスクにセンターを開設した。
ウラル山脈西側のふもとにあるペルミ州の州都ペルミは、ロシアの重要な工業生産地区。IBMは化学、金属、鉄鋼、エネルギー、原油ガス、通信、銀行など、同地区のさまざまな業界の企業を支援していく計画。
またIBMは、同地区の小学校教師や児童にPC教育を提供する「KidSmart Early Learning Program」を立ち上げることで、ペルミ市政府と合意したことも明らかにした。IBMはロシア語版の教育ソフトを搭載した「KidSmart PC」52台を寄付する。
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