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偽アップデート通知でマルウェア感染、セキュリティ企業が警告

» 2008年06月03日 07時54分 公開
[ITmedia]

 マルウェア作者がMicrosoftを装ったアップデート通知を送っているとして、Trend MicroのTrendLabsが警告を発した。

 同社が発見した偽の通知メールは、「Important update from Microsoft Windows XP/2003 Professional Service Pack 2(KB946026)」という件名で、「緊急の脆弱性」を修正するために最新セキュリティアップデートをインストールするよう受信者に求める。受信者がメール内のリンクをクリックすると、PE_VIRUT.XZというマルウェアに感染する。このマルウェアはEXEおよびSCRファイルに感染し、実行された場所によっては深刻な破壊活動を行うという。

 TrendLabsはユーザーに対し、OSやアプリケーションを常に最新の状態にしておき、WindowsアップデートはMicrosoftのものを受け取るようアドバイスしている。

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