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「ジャパネットおかま」で海賊版購入、複製して販売 男を逮捕

» 2008年06月10日 20時36分 公開
[ITmedia]

 コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)によると、岩手県警は6月9日、オークションサイト「WANTEDオークション」を悪用して海賊版ソフトを販売していたとして、著作権法違反の疑いで、山梨県甲府市の無職の男(36)を逮捕した。

 調べでは、男は3月ごろから4月上旬ごろまでに前後3回にわたり、「Just Suite 2008 特別バージョンアップ版」(ジャストシステム)を無断で複製したDVD-R3枚を、東京都の男性ほか2人に対し計8500円で販売した疑い。

 男は、海賊版26タイトルをWANTEDオークションに出品し、1タイトル当たり2000〜4000円で販売していた。オークションのIDを短期間で数回変更して出品を繰り返し、2月ごろから逮捕までの4カ月間に、少なくとも約50万円を売り上げていたとみられている。

 海賊版販売サイト「ジャパネットおかま」で購入したソフトを複製し、海賊版を作成していたという。ジャパネットおかまの運営者は6日までに逮捕された(「ジャパネットおかま」で海賊版販売 男2人を逮捕)。

 同県警がサイバーパトロール中に出品を発見し、ACCSを通じてジャストシステムに連絡した。

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