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AMDは赤字拡大、モバイル部門とDTV部門売却へ

» 2008年07月18日 13時51分 公開
[ITmedia]

 米AMDが7月17日発表した第2四半期(4〜6月期)決算は、売上高は前年同期比3.1%増の13億4900万ドル、純損失は前年同期の6億ドルからさらに拡大し、11億8900万ドル(1株当たり1.96ドル)となった。継続事業の最終損失は2億6900万ドル(1株当たり44セント)。同社はコア事業に集中するため、モバイル部門とDTV部門の売却を決定した。

 粗利率は52%で、前年同期の34%から上昇した。200ミリウエハー製造設備売却による影響を除いても37%と前年同期を上回った。

 AMDは同日、CEOの交代も発表した。ヘクター・ルイズCEOは会長にとどまり、ダーク・メイヤー社長兼COO(最高執行責任者)がCEOに就任する。

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