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任天堂1Q、増収増益 DSは国内で失速、ソフト売り上げ半減

» 2008年07月31日 07時00分 公開
[ITmedia]

 任天堂が7月30日に発表した2008年4〜6月期連結決算は、「Wii」「ニンテンドーDS」が主に海外で好調で増収増益だった。国内ではWii、DSともハード販売数が前年同期から大幅減。DSはソフトの販売数が半減した。

 売上高は前年同期比24%増の4233億円、営業利益は32%増の1191億円、経常利益は35%増の1768億円、純利益は34%増の1072億円。

 DSは北米・欧州で好調だったが国内で失速。ハードの国内販売台数は58万台と前年同期(208万台)の約4分の1に(国内累計販売台数は2297万台)、ソフトは493万本と前年同期(979万本)から半減した。

 海外ではハード・ソフトとも好調。世界合計では、ハードは前年同期より4万台減少して694万台(累計7754万台)、ソフトは同233万本増えて3659万本売り上げた。

 Wiiハードの国内販売台数は53万台と、前年同期(95万台)から44%減(国内累計販売台数は643万台)。ソフトは前年同期(278万本)より40%増えて390万本だった。

 Wiiも海外では好調で、世界全体の販売台数は前年同期より174万台多い517万台(累計2962万台)、ソフトは2442万本多い4041万本となっている。

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