質問を投稿すると、ほかのユーザーが“こっくりさん”方式で答えを示すという、世界初のこっくりさんコミュニティー「こっくりさん.jp」を、ロケットスタートが8月20日、夏休み企画としてオープンした。「字幕.in」などを制作した矢野さとるさんが開発した。
アナログの“こっくりさん遊び”をネットに再現した。サイト上には、平仮名の50音表と漢数字の〇〜九、「男」「女」「然」「否」、十円玉のアイコンを表示。質問投稿欄を兼ねたチャットスペース、こっくりさんの発言スペースもある。
誰かが質問を投稿すると、サイトにアクセスしているユーザーが、10円玉アイコンをドラッグしてその質問に答える。アイコンを文字の上に一定時間重ねると、その文字が「こっくりさんの発言」として確定し、こっくりさんの発言スペース上に表示される仕組みだ。
アイコンを複数人で同時にドラッグすると、それぞれがドラッグした方向に引っ張られるため、予想外の文字が「発言」として確定してしまうことも。例えば「今日は雨が降りますか?」という質問に対して「はい」と答えたいユーザーと「いいえ」と答えたいユーザーがいた場合、「は」にドラッグしたいユーザーと「い」のユーザーとの間でせめぎ合いが起き、その真ん中あたりにある「た」が確定してしまう――なんてことも起きる。
知り合いだけがアクセスできる「部屋」を作ることもできる。部屋の名前を決めれば専用URLが発行され、URLを告知したユーザーだけで楽しめる。回答や質問を音声で読み上げる機能も付けた。
同社は「こっくさん.jpで生じた呪いに関しては一切責任を負いません」としている。
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