米Googleは8月21日、広告主が入札する検索キーワードのQuality Score(品質スコア)の変更を明らかにした。
主な変更は、検索クエリーごとのキーワードの品質評価、品質スコアのリアルタイムな評価に伴う「非表示(検索サイト)」ステータスの廃止、これまでの最小入札価格に代わる「First Page Bid」という新しい指標の表示の3点。
検索クエリーごとのキーワードの品質評価では、クエリー実行のたびにリアルタイムに品質評価を行うため、より正確なパフォーマンス情報が得られるという。
またリアルタイムでキーワードの品質を評価するために、これまでは品質スコアなどが広告掲載基準を満たしておらず「非表示」ステータスとなっていたキーワードにも、広告表示の可能性が生じる(キーワードが一時停止、もしくは削除されている場合を除く)。
さらにこれまで提供してきた最小入札価格を廃止し、GoogleのWeb検索結果1ページ目に広告を表示させるにはどれくらいの入札金額が必要かの目安「First Page Bid」を導入する。この金額は、設定キーワードのパフォーマンス、品質スコア、およびそのキーワードの最新の競合状況に基づいて算出しているという。
Googleは現在、AdWords API、AdWords EditorについてもFirst Page Bid対応に向けて開発を進めているが、現時点では最小入札価格が表示されているという。
なお今回の変更については日本の公式ブログでも既に発表されている。
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