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「VAIO type T」6万7000台に発熱・変形の恐れ

» 2008年09月04日 17時42分 公開
[ITmedia]

 ソニーは9月4日、2007年5月〜08年7月に製造したB5モバイルノートPC「VAIO type T(TZ)」シリーズの一部機種で、本体の電源差し込み口や液晶ディスプレイの枠部分が異常発熱して外装が変形する恐れがあるとし、無償点検・修理すると発表した。

 計6万7000台が対象で、対象機種は以下の通り。

発売年月 機種(※:一部のみ対象)
2007年5月 VGN-TZ90HS、VGN-TZ90NS、VGN-TZ90S、VGN-TZ50B
2007年9、10月 VGN-TZ91HS、VGN-TZ91NS、VGN-TZ91S、VGN-TZ71B
2008年2月 VGN-TZ92HS、VGN-TZ92NS、VGN-TZ92S、VGN-TZ72B
2008年5月 VGN-TZ93NS(※)、VGN-TZ93S(※)、VGN-TZ93US(※)、VGN-TZ73B(※)
オーバーシーズモデル(国内で購入できる海外向けモデル) VGN-TZ37GN/B(※)、VGN-TZ27GN/B、VGN-TZ17GN/B
画像 型番の確認方法

 対象機種の一部で製造時に不備があり、本体と液晶ディスプレイを接続する配線が、液晶ディスプレイ開閉機構の金属部品と接触し、開閉のストレスで断線・ショートし、発熱して外装が変形する恐れがあるという。また本体内部の部品の不具合で、発熱して外装が変形する場合もあるという。

 対象製品のユーザーは、同社に電話で申し出れば、同社から自宅に訪問し、製品を預かって無償で点検・修理する。

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