ソニーは9月4日、2007年5月〜08年7月に製造したB5モバイルノートPC「VAIO type T(TZ)」シリーズの一部機種で、本体の電源差し込み口や液晶ディスプレイの枠部分が異常発熱して外装が変形する恐れがあるとし、無償点検・修理すると発表した。
計6万7000台が対象で、対象機種は以下の通り。
発売年月 | 機種(※:一部のみ対象) |
---|---|
2007年5月 | VGN-TZ90HS、VGN-TZ90NS、VGN-TZ90S、VGN-TZ50B |
2007年9、10月 | VGN-TZ91HS、VGN-TZ91NS、VGN-TZ91S、VGN-TZ71B |
2008年2月 | VGN-TZ92HS、VGN-TZ92NS、VGN-TZ92S、VGN-TZ72B |
2008年5月 | VGN-TZ93NS(※)、VGN-TZ93S(※)、VGN-TZ93US(※)、VGN-TZ73B(※) |
オーバーシーズモデル(国内で購入できる海外向けモデル) | VGN-TZ37GN/B(※)、VGN-TZ27GN/B、VGN-TZ17GN/B |
対象機種の一部で製造時に不備があり、本体と液晶ディスプレイを接続する配線が、液晶ディスプレイ開閉機構の金属部品と接触し、開閉のストレスで断線・ショートし、発熱して外装が変形する恐れがあるという。また本体内部の部品の不具合で、発熱して外装が変形する場合もあるという。
対象製品のユーザーは、同社に電話で申し出れば、同社から自宅に訪問し、製品を預かって無償で点検・修理する。
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