ITmedia NEWS > 企業・業界動向 >

Nokia S60 3rd Edition携帯すべてがExchange ActiveSync対応に

» 2008年09月11日 08時31分 公開
[ITmedia]

 フィンランドのNokiaは9月10日、Microsoftの同期化プロトコルExchange ActiveSyncに対応する機種を増やし、「S60 3rd Edition」を搭載した携帯端末43機種すべてを対応させると発表した。また今後発売する「Nokia Eseries」と「Nokia Nseries」については、モバイルメールソフト「Mail for Exchange」をプリインストールすることも明らかにした。

 S60 3rd Editionを採用した端末でMicrosoft Exchange Server 2007とセキュアな直接同期ができるようになる。Exchangeを導入している企業では、ユーザーはMail for Exchangeを設定することで、既存の携帯データプランを利用して、会社の電子メール、予定表、連絡先、社員名簿などの情報にどこからでもアクセスできる。またメールの優先度の設定や予定が重複した場合のアラートなど、ほかのExchange対応携帯にはない機能も盛り込まれた。

 またNokiaは、オンラインサービスOvi.comに、新たな個人情報管理(PIM)同期機能を追加したことも明らかにした。同社は先日、「Nokia Ovi Suite for PC」とリモートアクセスサービス「Files on Ovi」も発表しており、個人の情報管理機能を強化している。

 これら最新機能を盛り込んだOvi.comは現在パブリックβ版で、予定表や連絡先、メモなどの同期機能を無料で利用できる。

ovi

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.