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「ヤシカ」ブランドがデジカメで復活

» 2008年09月16日 07時00分 公開
[ITmedia]

 エグゼモードは、往年のカメラブランド「YASHICA」(ヤシカ)を冠したデジタルカメラを10月中旬に発売する。同ブランドの権利を持つ香港企業と提携、デジタルビデオカメラなどのデジタル機器を同ブランドで展開していく。

photo YASHICAブランドで登場する「EZ F824」

 YASHICA第1弾となるデジタルカメラ「EZ F824」は、有効800万画素CCDと3倍ズームレンズを搭載。手ブレ補正機能、顔検出機能も備えた。オープン価格で、実売予想価格は1万4800円前後になる見込み。

 ヤシカは長野県にあったカメラメーカーの名前。「YASHICA」ブランドのカメラ(レンズはYASHINON)を製造販売したほか、独Carl Zeissと提携して1975年に「CONTAX RTS」を発売。1983年に京セラが同社を吸収合併したが、海外での知名度の高さから、一部の海外向け製品はYASHICAブランドで販売していた。

 カメラ事業から撤退した京セラから、香港のJNC Datum Tech Internationalが同ブランドを取得。エグゼモードはJNCと提携し、往年のブランドで新製品販売に乗り出す。今後、デジタルビデオカメラやデジタルフォトフレームなど年内に計8機種の投入を計画している。

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