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» 2008年09月17日 09時40分 UPDATE

Samsung、SanDiskへの買収提案を明らかに

SanDiskは、Samsungの提示額は「過小評価」だとして買収を拒否している。

[ITmedia]

 韓国のSamsung Electronicsは9月17日、米SanDiskに買収を提案したことを明らかにした。

 SamsungはSanDiskの株式を1株26ドルの現金で買収することを提案した。9月4日の終値に93%のプレミアムを乗せた額だ。15日の終値と比べても、80%の上乗せとなる。

 Samsungは4カ月間SanDiskと買収に向けて話し合っていたが、SanDiskは、Samsungの提示額は過小評価であり、「SanDiskの事業の内在的価値を反映していない」と主張したという。

 こうした見解の相違から交渉は進展しておらず、Samsungは、両社の株主の利益にならないとの懸念や、買収報道により憶測が広まっていることから、買収提案の公表に踏み切ったとしている。

 Samsungは、SanDiskとの合併により、新たな市場におけるフラッシュメモリの採用を促進する上で有利な立場につけると主張している。また景気減速や競争激化の中、生き残るためにも合併が必要とSanDiskに呼び掛けている。

 一方SanDiskも声明を発表し、Samsungからの買収提案を拒否したことを明らかにした。同社は15日に買収拒否の書簡をSamsungに送り、1株26ドルの提示額はSanDiskを過小評価しており、52週高値(約56ドル)を55%下回ると主張している。このほか同社は、規制当局による調査や、SamsungとSanDiskの間で進めているライセンス交渉なども拒絶の理由として挙げている。

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