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» 2008年09月29日 19時33分 UPDATE

Weekly Access Top10:個性的すぎるケータイ小説「あたし彼女」が超えた壁

ケータイ小説大賞を受賞した「あたし彼女」が話題になっている。PCネット上では賛否両論だが、“賛”の意見が多いのが印象的だ。

[岡田有花,ITmedia]

 先週は、米国で発表された初のAndroid携帯、T-Mobile「G1」に注目が集まり、記事は2位に入った。スライド式QWERTYキーボードとタッチスクリーンを備えたスマートフォンだ。

 ほんの少し前までスマートフォンは「日本では売れない」と言われ、記事を載せてもそれほど読まれなかったのだが、iPhoneの発売がきっかけだったのだろうか、ここにきてにわかに注目が集まっている。

 ところで先週末、1つのケータイ小説が話題をさらった。毎日新聞社とスターツ出版が主催する「第3回ケータイ小説大賞」の大賞作品「あたし彼女」で、1文の中で何度も改行し、「みたいな」が繰り返し出てくる独特の文体が特徴だ。

 記者は当初、「2ちゃんねる」などで話題になっているのを見て「またとんでもないケータイ小説が現れたもんだな」と内心小馬鹿にもしていたのだが、携帯電話の小さな画面で読んでみると不思議と面白く読め、一晩で読み切った。「こういう表現もありだな」と感心し、正直、ちょっと泣いた。

 ネット上では、「あたし彼女を高橋メソッドにしてみた」「『あたし彼女』現代語訳」など、PCで慣れ親しんだフォーマットに“変換”して楽しんでいる人もいる。

 PCをメインに使う層がこれほど読んだケータイ小説は初めてだったのではないだろうか。ネット上では賛否両論だが、これまでのケータイ小説と異なり、“賛”の意見もかなり多いのが印象的だ。

 「あたし彼女」で、ケータイ小説はケータイユーザーだけのものではなくなった。ケータイ小説が1つの大きな壁を越えたのかもしれない、と感慨を覚えている。

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