NTTドコモは9月30日、エイベックス・エンタテインメントと携帯電話向け動画配信ビジネスを共同展開すると発表した。ドコモの開発力とエイベックスのコンテンツ・サービス展開力を組み合わせ、携帯電話用に最適化した映像コンテンツを配信していく。
新会社「エイベックス通信放送」を来年2月に設立し、3月から営業を開始する計画。新会社の資本金+資本準備金合計は70億円で、エイベックス・エンタテインメントが70%、ドコモが30%を出資する。エイベックス・エンタテインメントの松浦勝人社長が新会社の会長に就任する予定。
劇場用映画やDVDなどの流用ではなく、携帯電話の小型ディスプレイで鑑賞するのに適したコンテンツ作りを目指し、企画や脚本、カメラワークなどで最大限配慮していくという。多数のコンテンツの中からユーザーの好みに合わせたものを配信するなど、携帯電話のパーソナル性にもフォーカスするとしている。
コンテンツパートナーとして、フジテレビジョンとコンテンツを共同制作することが決まっているという。
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