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日米中韓間を結ぶ光海底ケーブル「Trans-Pacific Express」の第1フェーズが完成

» 2008年10月01日 08時22分 公開
[ITmedia]

 日本、中国、韓国、台湾、米国間を結ぶ光海底ケーブル「Trans-Pacific Express」(TPE)の第1フェーズとなる中国、韓国、台湾、米国間のダイレクトルート(南ルート)が完成、運用開始の準備が整ったことが、9月30日明らかになった。

 全工程完成時には全長1万8000キロとなる光海底ケーブルの建設計画は、2006年12月に発表された。当初は最大通信速度が毎秒5.12テラビットと発表されたが、その後容量が拡大。第2フェーズ完成時には、最大通信速度が毎秒6テラビットになる見通しという。日本を経由するルート(北ルート)は、第2フェーズで建設される予定。

 TPE建設を推進するコンソーシアムには、China Telecom、China Netcom、China Unicom、Korea Telecom、Chunghwa Telecom、Verizonに加え、今年3月にはAT&TとNTTも参加している。

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