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1台の携帯に複数のポイントカードや会員証を集約 NTTコムが開発、ビックカメラなどで実証実験へ

» 2008年10月10日 07時00分 公開
[ITmedia]
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 NTTコミュニケーションズは10月9日、1台の携帯電話に複数のポイントカードや会員証カードを集約できるシステム「ぎゃざポ」を開発したと発表した。ビックカメラなど共同で来年2月の実証実験を目指す。

 NTTコムが開発したアプリケーション技術「Key-Shuttle」を利用し、携帯電話に各種ポイントカードや会員証を収容。FeliCaの通信機能を使い、専用リーダー/ライターにかざすだけで利用できるようにする。カードは約100枚以上を収容できるという。

 既存のリライト式カードリーダー/ライターとも併用可能で、バーコード式でも携帯の画面にバーコードを表示するなどして対応可能など、既存システムをほぼそのまま使えるのが特徴としている。

 実証実験は、ビックカメラ、ノジマ、ランシステムと共同で実施を予定。店頭にシステムを設置して効果測定を行い、商用化を目指す。実証実験に合わせ、専用リーダー/ライターを複数企業と共同開発する予定。

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