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» 2008年10月17日 11時45分 UPDATE

MSバルマーCEOの「Vista擁護」と「Google批判」 (1/2)

「Vistaの採用ペースはXPより早い」「誰もGoogle Appsを使っていない」――MicrosoftのバルマーCEOがGartnerの年次カンファレンスで語った。

[Scott Ferguson,eWEEK]
eWEEK

 Windows Vistaが登場し、芳しくない評価を受けてから約2年、米Microsoftのスティーブ・バルマーCEOは、Gartnerの年次カンファレンスで数千人のIT専門家を前に同OSを擁護した。

 同氏は10月16日、Gartner Symposium/ITxpoの講演で、MicrosoftがVistaを擁護する際によく聞かれる文句を用いた。Vistaのコンシューマーおよび法人市場での採用ペースは、XPをリリースしたときよりも早いと同氏は聴衆に語った。講演の直前、Gartnerのアナリスト、ニール・マクドナルド氏とデビッド・スミス氏は聴衆に、10%の企業しかVistaを採用していないと話した。

 こうした数字にもバルマー氏は思いとどまることなく、売り込み文句を口にし、企業に次期OS――Windows 7――を待たずに今Vistaを採用するよう促した。VistaはWindows 7と互換性があるとも付け加えた。同氏は、セキュリティ上の懸念から、Vistaは特定のアプリケーションに対応せず、また幾つか互換性問題も起きたと語った。

 「Vistaは正しい製品だったと思う」と同氏は述べた。「互換性問題も指摘されているが、1億8000万人を超えるユーザーがいて、これまでのバージョンよりも早いペースで受け入れられている。議論がないわけではないことは知っているが、非常に成功している。Internet Explorer(IE)7は大きな前進だ。IE 8も大きな進歩になる。Office 2007のように」

 バルマー氏はまた、Windows 7がただの強化版か、Vistaをわずかにクリーンアップしたバージョンになるのではないかとの懸念を払拭。MicrosoftのエンジニアはWindows 7のユーザーインタフェースを改良し、タッチあるいはマルチタッチ機能をもっと使えるようにし、アプリケーション管理ツールを改良し、OS全体の性能を向上させることに取り組んでいると語った。

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