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9月の米Webサイトビジター調査、金融危機で経済関連サイトが浮上

» 2008年10月21日 10時47分 公開
[ITmedia]

 調査会社の米comScoreは10月17日、9月の米Webサイト利用動向を発表した。金融危機の中、経済関連のサイトへのアクセスが多かった。

 ビジネス・経済関連ニュースサイトへの訪問者数は全体で前月比9%増の6400万人。平均滞在時間も長くなっており、より多くの記事が読まれていることを示唆している。この分野で訪問者数が最も多かったのはYahoo! Financeで、前月比30%増の2000万人だった。

 総合の米Webサイト訪問者数ランキングでは、Google(1億4400万人)、Yahoo!(1億4200万人)、Microsoft(1億2230万人)が上位3位を占めた。そのほかではWikimedia Foundationのサイトが1ランクアップで8位に、女性向けサイトのGlam Mediaが4ランクアップで10位になった。

米Webサイト訪問者数ランキング(2008年9月)
順位 サイト(運営主体) ユニークビジター数(単位:千人)
- 米インターネットユーザー合計 189,468
1 Google 144,293
2 Yahoo! 141,956
3 Microsoft 122,338
4 AOL 108,349
5 Fox Interactive Media 87,414
6 eBay 69,322
7 Ask Network 62,101
8 Wikimedia Foundation 60,200
9 Amazon 55,749
10 Glam Media 52,292
自宅、オフィス、大学での使用(資料:comScore Media Metrix)

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