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» 2008年10月21日 13時11分 UPDATE

放送禁止用語をリアルタイムで消す技術、MSが特許取得

Microsoftの「放送向け音声データの自動検閲」技術は、リアルタイムで音声データを検閲し、不適切な言葉を聞こえないようにする。

[ITmedia]

 米Microsoftが、音声データを自動的に検閲して、不適切な言葉を聞こえなくする技術の特許を取得したことが明らかになった。

 米特許商標局が公開した特許公報によると、この特許は「放送向け音声データの自動検閲」というタイトルで、2004年10月に出願された。

 この技術は、音声データを検閲フィルターで自動的に処理し、不適切な単語やフレーズが分からないように、あるいは聞こえないように改変するというもの。音声データはリアルタイム処理も一括処理も可能という。

 検閲フィルターは、音素(言語の音声を構成する最小単位)や単語を分析し、不適切な言葉を構成する音素や単語と一致するか比較する。一致する可能性が一定の値を超えると、音声データストリームを改変する。不適切な部分は、音量を下げる、一部を消す、不明瞭な音声信号で上書きする、問題のない言葉に置き換えるなどの処理をするとしている。

 現在、テレビやラジオでは一般的に、生放送を人間の手で検閲してから数秒遅れで放送している。だがMicrosoftは、人力ではなく自動的な検閲の方が好ましい場合もあるとし、例えば、オンラインゲームでは同時に多数のボイスチャットセッションが行われるため、人力での検閲は現実的でないと指摘している。また同社は、不適切な言葉を隠すのに頻繁に「ピー音」が流れるといら立たしく感じるため、自動検閲システムで言葉を消したり置き換えるのが望ましいと述べている。

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